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誰にも理解できないかもしれない個人的萌えをぐだぐだ語る、私のためだけの場所です。


by bittersweetlove
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Under the Moon。

年末年始ひたすらひたすらプレイしていたゲームがやっと(笑)終わりました。
ギャラリー、シーン回想フルコンプ、おまけCG2枚出現まできたので、これで攻略終了とします。
オットが家のことをたくさんやってくれたこと、子供が叔父さん(私の弟)目当てにおじいちゃんちに入り浸ってくれたこと、水疱瘡が比較的すんなりと山場を越えたこと、いろいろ好都合が重なって、このお休み中にかなりさくさくとプレイを進めることができました。
周囲の人に感謝です。

しかしなあ。
年をまたいでやってるのが18禁ゲームって、今年も先が見えているような(笑)

いつもながらのネタバレ全開ぐだぐだ感想は以下。









とにもかくにも感想はこれから言わねば。



あの水音なんとかなりませんか。


効果音ってことはわかってるんです、そして雰囲気を盛り上げたいのはわかるんです。声優さんたちも、その状況を考えて、ちゃんと・・・・キスしながら喋ってるふうとか、舐めてるっぽく喋るとか、いろいろ工夫されているのは本当によくわかるし、その努力は実っていると思うんです。でもあの効果音は・・・・・・・かなり萎えます。そして囁き声が殺されます(泣)
私は元々あまり耳が良くないので、声をはっきりと(特に囁き声を漏らさないために)効果音やBGMはデフォルトの半分くらいに設定してプレイを始めるのですが、あの水音だけは本当に消してやろうかと思いました(殺)
個人的に大きく減点。


さて、Love&Dropsで若干手を引き気味だったシュガービーンズなので、おっかなびっくりだったのですが、なかなか面白かったと思います。
ただね、やってて悲しくなるゲームでもありました。
メインキャラについては6ED、その他については数種類のEDがあるんですが、所謂ハッピーエンドというのはそのうち1つか2つです。残りはすべて悲しいEDなので、プレイ後悲しい気持ちになります・・・・・。
所詮私はゲームに夢とロマンを求めるので(笑)。
システムは快適。ちゃんとスキップとオートが画面上にあり、悪魔度と従順度を示す天秤が画面に出ているのでどちらのルートに進むかが目で見てわかります。このサービスはうれしかったですね。スキップさせていても左クリックですぐ止まるので、見たいシーンで止められるのが良かったです。
主題歌はOPがレニの中のひと。さすがです。上手なので安心して聞けます。シュガービーンズはデフォルトヒーローに歌わせるのが好きなの? 前作でも鳥ちゃんが歌ってたよね。冬コミでOPとEDのシングルが発売されたということですが、もしかしたら一般発売あったら買うかも。EDはクレジットでは誰かわからなかったです。聞いても誰かわからなかった。誰だろう。
BGMは最近凝ったものを聞きすぎているせいか、イマイチひっかかるものはなかった気がします。
話にはちゃんとイベント発生の伏線が張られていたので、うっかり見逃して最後のスチルをとるのに苦労しました。愛憎ルートと純愛ルートでまったく話が違うので、差分スチルを集めるのに戸惑った感じ。
中の人は上手でした。
レニの中のひと。星奏LRコンビの片割れっぽい低めの静かな感じですが、このトーンは私の大好物でした。もうねえ、絶対これなら攻めできると思うんだけど! なんていうか、ツンデレさん? 今回一押しの声でした。
セイジュの中のひと。実はきちんと聞いたのはこれが初めてです。語尾にちょっと癖ありますね。もう少し低いのかなと思っていたのですが、結構細い声なんだと思いました。これが葵理事かと思うと・・・・・うーん。微妙。
カイルの中のひと。前作ではやたらぼそぼそと喋ってましたが(笑)今回はお笑い担当? 甘えっこのところは大笑いしました。でもちゃんとやるときは七条さんばり。幅広いなあ。
瀬名の中のひとと???の中のひとは「月ノ光太陽ノ影」で最近聞いたばかりなので、それとの比較で楽しみました。とはいえ、瀬名の中のひとはどちらもきちんと裏表の人役なんですよね(笑)。そういう役ばっかり回ってくるんでしょうか、このひと。???の中のひとはそんなにどちらも変わらなかったです。というか似たような役なんでしょうね。
隠しキャラの中のひとは・・・・・・・・なんていうか、びっくりしました。あなたですか・・・・・。これからショコラテイストやろうかとしてんですけど(笑)。あまりにも違う役なのでギャップひどくてなんか引きそうです。


キャラ別に。

レニ。
設定上彼がデフォルトヒーローだと思います。
綺麗さっぱり忘れられていると思っているので、はじめは本当にツンツン意地悪してくるんですよね、あれが意地悪の範疇であるなら(汗)。でもだんだん主人公ちゃんが自分に向き始めたらどんどん可愛い行動があらわれてきて、まさにツンデレ。
彼はどのルートでもこの設定をひきずっているので、レニルート以外だと本当に可哀想に見えてしょうがありませんでした。
レニの場合は愛憎でも純愛でも、基本的に双子と主人公ちゃんの輪の中で完結するので、他キャラは出てこなくて、その分3人の話が濃いルートでした。
話としてはレニの純愛ルートが一番好き。


セイジュ。
彼は双子であるがためにこんなふうに歪んでしまって、可哀相ではありますね。3人寝てるのに、自分以外のふたりがキスするのを目撃なんて、普通傷つくでしょうよ。間違いなくね。
その歪みも受け入れる、ってのがセイジュルートのポイントなんでしょうが、本当に歪んでいて引きました。かなり痛いルート。愛憎BADはプレイしていて一番嫌だった。「欲しい」っていう気持ちを嫌味とか嫌がらせとかでわかれってのは見苦しい感じがしちゃいました。


カイル。
基本的に主人公ちゃんはお姫様で、みんなに好かれているので、このルートは身分違いをテーマにしてるはずなんですが・・・・・・萌えなかったのは、私がレニに肩入れしてるからなのか、それともギャグパートがしつこかったからなのかしら(笑)。
愛憎ルートと純愛ルートでは性格が変わってしまっているのですが、愛憎ルートのカイルの黒さも相当なものだったと思います。それと純愛BADの幕切れはどうも解せない。


瀬名。
状況としては「ロミオとジュリエット」? 純愛ルートのほうがよりその様相が強いかと。天使、協会、キス。天使と悪魔の恋物語なので、純愛EDはやはりこうなるか、という感じでしたが、愛憎EDはなんか納得いかなかった。だって、天使側はそれを黙認したとしても、悪魔側はなにもしなかったのかしら。あくまで主人公ちゃんのその後しか書かれていないので邪推しかできないのですが、どうも。


???
ゼロルートだとレニが可哀相でなりません(笑)。だってはじめっから主人公ちゃんとゼロはラブラブなので。ゼロとレニが並ぶと確実にゼロが大人なので、レニの焦りとか絶望とかもなんとなく伝わる気がします。ゼロルート以外ではまったく見向きもされないキャラですが、ひとたびメインにくるとこの話、ものすごく刹那的で甘かった。


隠しキャラ。
こんな男いやだ~~(泣)
ユナンルートはひとつも萌えませんでした。乙女ゲーでも最近見るようになった複数EDがあったのはよかったですが、ユナンのキャラにぜんぜん萌えなかったので、なんか・・・・・萎えた。



スチルはとても可愛かったですが、主人公ちゃんの顔が幼すぎて、男性向ゲームみたいでした。そもそもあの主人公ちゃんの身体は男性向き。
でもスチルとしてはとても可愛らしくて好き。色は淡い感じで、少女マンガのカラーページっぽいです。Hシーンは差分がたくさんあって、視線や口元がくるくる動くのでちょっと面白かったです。おまけスチルは全員分で、これをゲットしたときは達成感がありました(笑)

・・・・・・前作を考えたら、ドラマCDとかの展開はあるかも。そしたらたぶん買います。声はとてもよかったので。
でも、後味がそんなに良くないゲームです。
by bittersweetlove | 2007-01-03 15:54 | R指定