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誰にも理解できないかもしれない個人的萌えをぐだぐだ語る、私のためだけの場所です。


by bittersweetlove
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境界線。

そろそろ携帯メールのアドレスを変更しようかどうしようか悩み中。
今のアドレスは3年以上使っているのだけど、その当時迷惑メールが流行りまくっていて、その対応策でみんな長ったらしいアルファベットと数字の組み合わせにしていたので、私のも長くなっていて、人様に教えるのにちょっと困る(笑)
まあ子供もできたことだし、そこらあたりに因んで変えてみるのも一興かな。
でもそれに伴う面倒くさい手続きを考えるとイマイチ踏み切れなかったりして。


BLCD「ボーダーライン」を聞きました。

恐ろしいことに、1冊をCD3枚にわけて発売しているらしいです。
さらにこの話、番外編というか、本編の登場人物の過去編なのだそうです。
それなのにこのボリューム。

聞くに当たり、いろいろと調べてレビューをみてみました。
そして過去話であることとかの情報を得たのですが、
何より聞くのを躊躇したのは、ハッピーエンドでないらしいという情報でした。
どうしたものか。
でも勧めて頂いたので、聞いてみたのです。

「グレイゾーン」という話の、過去編になります。
本編は元警察キャリアで現在弁護士のパートナーとなっている片岡と、幼馴染で敏腕警部補の譲を軸に話が進みますが、「ボーダーライン」では片岡のパートナーである弁護士由利の恋愛がつづられていきます。
ある大きな事件を背景に、頑なな刑事真行寺が静かに暴走していく様子、由利と真行寺のやりとりが丁寧に描写されていました。
時間の都合で2日に分けて3枚を聞いたので、1枚目だけ聞いた時点では
「?????」
な状態だったのですが、残りを一気に聞くことでなんだかやりきれない気持ちになってきました。

由利を演じる三木眞一郎さんが恐ろしいくらい熱演されています。
この人、本当にこういう心理描写上手だなと思う。なんだか飄々とした台詞から、真行寺の行動に不安を覚え戸惑う声、真行寺を必死で止める声、そして慟哭のような叫び声。
あまりにもスロウなのほほん声での始まりだったので、オカマっぽい・・・と思ってたんですが(汗)それどころじゃなかったです。
ただただ、聞き入りました。
一応BLCDなので1枚に1度はそういうシーンがありましたが(笑)
1枚目の深夜のバーでの声攻めは凄かった!
こんなんされたら真行寺でなくても落ちるって絶対。ここが一番エロかったかも。
そして真行寺役の鳥海浩輔さんは、役的にかなり押さえた演技でしたが、クライマックスの泣きの演技は見事でした。
私は鳥ちゃんの必死な演技が大好きなので(声の高低問わず)、苦悩する真行寺がとても好みの演技でした。
・・・・・・ところで鳥ちゃんは受だったので喘ぎ声があったんですが、この人は喘ぎ声が鼻にかかるんですね(笑)

そして何より、三木さんより鳥ちゃんより小杉さんの方が年下という役どころには大笑いしました・・・・・フリートークでも触れてたけど、あまりにも無理ありすぎ。
「グレイゾーン」のCDのほうが先にあるので、小杉さんの役は決定だったんでしょうけど、ここんとこだけはなんか・・・と思いました。
そして前半に立木さんがでていらしたのが嬉しかったです。ああこの人こういう声なんだなあと思って。ええ、好みでしたとも。素敵なおっちゃん。

エンディングは、どっちでもとれるようなつくりになっています。
最後の由利の台詞は、最初の台詞と同じでした。上手だなと思いました。
私としてはいいほうにとりたいけれど、その弊害を考えるとどちらが良いともいえないでしょう。
「グレイゾーン」の続編、「ターニングポイント」では由利のその後も若干触れられているそうなので、気になってしょうがありません。


でもこの話、ハードカバーなんですって。
いきなり番外編からきてしまったので、ちゃんと読んでみたいなと思いました。古本屋探してみるかなあ。でもハードカバーだからなかなかなさそうだ。
オークションでも出てなかったし。
そして同人誌で「グレイゾーン」番外編がでているんですって(笑)
どこまで追いかけていいものやら・・・・

そして「グレイゾーン」は小杉十郎太×櫻井孝宏なんですって。
「ボーダーライン」の小杉さんはイマイチ微妙な声(私の好み的に)だったので、躊躇しています。
しかし私、櫻井さんのCDにとことん縁がないなあ・・・・・


「ボーダーライン」、聞いてよかったです。
三木眞一郎の真価ここにありって感じでした。
by bittersweetlove | 2006-06-29 11:58 | CD